後悔しない登山用レインウェアの選び方!間違った選び方の失敗談もご紹介

今回は、登山の三種の神器のひとつでもあるレインウェア(ジャケット)の選び方についてご紹介。

登山歴15年以上の今までの経験から、選ぶ時のポイントについて解説していきます。

初心者の方で一から揃える方や、今のレインウェアに不満があり買い替えたいが、どれを選んだら良いのか分からない!っという方におすすめの記事となっています。

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目次

こんな選び方していませんか?

僕が初めてレインウェアを買った時に、こんな失敗をしてしまいました。

参考までに登山用のレインウェアを選ぶときの失敗例をまずはご紹介。

どれを選んだら良いのか、分からないので取り敢えず安価なものを買う

絶対に後でまた、買い直す必要が出てくるのでお金の無駄です(僕の場合も買い直しました)。

使い勝手や快適性が悪い場合が多いので、雨の日登山が苦行に変わってしまいます。

三種の神器の一つと言われるくらい重要で、安全性にも影響するので、予算は多めにすればよかったと後悔。

上下セットになっているレインウェアを買う

セット品を買うのは、必ずしも悪い訳ではありませんが、ジャケットが良くてもパンツの方が使い勝手や性能が悪いということもあります。

またその逆のパターンもあります。

僕の場合は、レインパンツの脱ぎ着が大変でストレスでした。

できれば、どちらも選んで購入する方がおすすめです。

登山用レインウェアの選び方をご紹介

僕も実践している登山用のレインウェアの選び方を、ステップ毎に簡単にご紹介!

続けてステップ毎の詳しい解説をしていきます。

STEP
予算を決める

まずは、レインウェアを買うための予算を決めます。

STEP
生地の種類・性能を決める

GORE-TEX(ゴアテックス)を選べば性能面において問題ありません。

予算を少しでも安く収めたい場合は、メーカー独自の防水浸透性素材を選ぶのもありです。

レインウェアの性能指標でもある、防水・浸透性やレイヤーについては、この後紹介していきます。

STEP
自分の登山スタイルにあった機能を選択する

登山で何を重視するかで、必要な機能も違ってきます。

このステップでは、登山をより快適にするための機能を選んでいきます。

詳しくは後ほど、ご紹介!

STEP
好みのデザイン・カラーを決める

最後に、デザイン・カラーを決めていきます。

性能には大きく左右されないところですが、妥協せず自分の納得のいくものを選びましょう!

STEP1:予算を決める

まずは、レインウェア(ジャケット)を買うための予算を決めていきます。

価格は、安いもので数千円から高いもので8万前後のものまであります

価格が安価なものは、登山で利用するのには耐えれないものもありますし、逆に高くても性能を活かしきれずに無駄になってしまう可能性があります

登山で本格的に使う場合、最低でも3〜4万円前後の予算があると安心です。

雪山やロープワークが必要なハードな登山を目指す場合、5万円以上の予算があると良いです。

STEP2:生地の種類・性能を決める

レインウェアの性能や特徴は、耐水圧と浸透性、生地のレイヤー(層)で表す事が出来ます。

この3つの要素で基本性能が決まってきます。

耐水圧とは

耐水圧は、生地がどれくらいの水圧に耐える事ができ、水が内側に染み込まないかを表す指標です。

この耐水圧が高ければ高いほど、内側に水が染み込みにくくなります。

一般的に、20,000mm以上(生地の上に一立方センチメートル、高さ20mの筒を置いてそこに水を一杯に注いでも内側に漏れない性能)あれば登山で使用することができます。

浸透性とは

浸透性は、生地の内側の水蒸気(水分)をどのくらいの量外に排出できるかの指標です。

登山をする場合、生地1平方メートルあたり24時間で20,000g以上の量の水蒸気を通す事ができる性能があると快適度が高くなります。

生地のレイヤーとは

レイヤーの種類としては、「2層」「2.5層」「3層」があります。

2層は、防水浸透素材のメンブレンに、表地を圧着したものです。

裏側は、メンブレンが剥き出しになっている訳ではなく、メッシュ等の裏地が張り合わせてあります。

2.5層は、表地+メンブレンにコーティングが施された生地です。

そして3層は、表地+メンブレン+裏地が圧着されたものです。

軽くてコンパクトに持ち運ぶなら、「2層」または「2.5層」が優れています。

また生地が1層薄い分、しなやかで着心地が多少良いという特徴もあります。

スピード重視な方、日帰り登山中心の方におすすめです。

防水浸透性や防風性、丈夫さなどを重視したい場合は、「3層」が優れています。

「2層」や「2.5層」と比べると重く嵩張るというデメリットはありますが、丈夫でよりハードな使い方が可能です。

日帰り登山からテントを背負って縦走する方、雪山登山まで幅広い用途で使えます。

防水浸透性素材の選択としては、予算があればGORE-TEX(ゴアテックス)を選べば間違いありません

数値として耐水圧や浸透性は公表していませんが、プロダクト毎、対応するアクティビティに必要な防水浸透性能の要件は充分に満たしているため、あえて公表していないようです。

用途に応じてGORE-TEXにはいくつかプロダクト(種類)があるので、表にまとめてみました。

この中から、自分の登山スタイルにあったものを選べば、無駄なく性能を活かすことができるので、良かったら参考までにご覧ください。

スクロールできます
プロダクト 特徴適用アクティビティ性能
GORE-TEX
(レイヤー:2層/3層)
スタンダードな汎用性のあるプロダクトです。
一般的な日帰り登山やテント泊の縦走登山でも使えます。
登山 / ハイキング防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:
GORE-TEX Pro
(レイヤー:3層)
ゴアテックス最強のプロダクトです。
高い防水浸透性と防風性、耐久性を持っており雪山やバリエーションルートを行くような過酷な登山にも対応しています。
丈夫な分、生地が少し硬めで他のものと比べると着心地は劣ります。
登山 / 雪山 / クライミング防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:
GORE-TEX Performance
(レイヤー:2層/3層)
防水浸透性能が、長い時間持続するのが特徴です。
低吸水性の生地と撥水加工がされており、ウェアの表面に水分が残りづらくなっています。
水分が残らないため、内側から蒸気が抜ける際に邪魔にならない様になっています。
雪山登山や縦走登山に向いています。
登山 / 雪山 / ハイキング防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:
GORE-TEX Paclite
(レイヤー:2.5層)
軽量コンパクトで持ち運びのしやすさが特徴です。
もちろん日帰り登山をするのに、十分な防水浸透性能も持っています。
日帰り登山やハイキングに最適です。
登山 / ハイキング / トレラン防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:
GORE-TEX Paclite PLUS
(レイヤー:2.5層)
GORE-TEX Pacliteの軽さと持ち運びのしやすさという特徴に、着心地の良さがプラスされています。
裏面に耐摩耗加工されていることにより、滑りが良くサッと脱ぎ着する事ができます。
日帰り登山やハイキングに最適です。
登山 / ハイキング / トレラン防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:
GORE-TEX Shakedry
(レイヤー:2層)
GORE-TEXの中でも最軽量なプロダクトです。
速乾性や浸透性についてもトップレベルの性能を持っています。
軽さや浸透性が重要になるトレランに最適です。
トレラン / ハイキング /軽登山防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:
GORE-TEX Active
(レイヤー:3層)
3層中では最軽量クラスで、浸透性についてもとても優れています。
GORE -C-KNITと組み合わせ、パリパリ感が少なく着心地が良いのが特徴です。
一般的な日帰り登山からテント泊の縦走登山でも使えます。
登山 / ハイキング防水性:
浸透性:
防風性:
耐久性:
着心地:

初心者の方には、性能バランスの良い「GORE-TEX」か「GORE-TEX Active」がおすすめ!

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STEP3:自分の登山スタイルにあった機能を選択する

今まで、レインウェアを数着購入して実際に使ってみて、便利と感じた機能をご紹介していきます。

星の数で、おすすめ度を表しています。

全ての機能を持ち合わせている製品は中々ありませんが、優先順位をつけて自分の登山スタイルなどに合わせて選んでいきます。

スクロールできます
機能 説明おすすめ度
ベンチレーション機能こもった熱気を素早く解放できます。
汗をかきづらくなるので、ベタベタ感も減り快適です。
ヘルメット対応のフード岩稜帯などヘルメットが必要な場所を雨天時に通過する時に、便利です。
フードが小さいと、ヘルメットをした状態でフードをかぶれないので頭が濡れてしまいます。
生地の補強荷物が重い程、ザックのショルダーやパットに接する部分は負荷がかかります。
摩擦などで、負荷ぎかかるとレインウェアの生地が傷んできてしまいます。
負荷のかかる所に補強がされているものは寿命が長くなります。
2wayフロントジッパーレインウェアのフロントジップが上からも下からも開け閉めができると、ベンチレーションとしても使うことができます。
立体裁断体へのフィット感が高くなります。
動きやすく、ストレスのない着心地が最高!
各所にドローコードやベルクロがあり調整できる雨は、袖や裾、首元からも侵入してきます。
ドローコードやベルクロで侵入口を絞る事ができると、濡れにくくなります。
ストレッチ性能生地にストレッチ性があり伸び縮みすると、動きやすくなります。
例えば梯子や簡単な岩場で手を伸ばした時などに、ウェアが突っ張ったりしないので、動きの妨げになりません。

私がおすすめするこれはあると便利!と思う機能は下の3点です。

  • ベンチレーション機能
  • 立体裁断
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる

レインウェアを着るのは、雨の日だけではありません。

風が強い日であったり、早朝の肌寒い時間に行動する時などにも着ることがあります。

そのため、快適性であったり動きやすさを良くする機能は重要です!

STEP4:好みのデザイン・カラーを決める

好きなデザイン・カラーを選ぶ!これ一択です。

ウェアは身を守るためだけに着るのではありません。

仕事に行く時にビシッとかっこいいスーツを着ると、気持ちが引き締まるように登山でも同じです。

お気に入りのかっこいいウェアを着て登山に行くと、テンションも上がりさらに山に行くのが楽しくなります♪

ちなみにカラーについては、最近の流行りは淡い色や茶系の落ち着いた色が人気です。

ですが遭難時など、発見されやすくするという観点で見ると赤や黄色、青など視認性が良い派手目な色がおすすめですよ。

僕がおすすめするGORE-TEXのレインウェアをご紹介!

ここからは、僕がおすすめするGORE-TEXのレインウェア(ジャケット)をご紹介していきます。

今回は、日帰り登山や、テント泊、雪山登山などアクティビティ毎のご紹介です。

ハイキングや日帰り登山が中心の方におすすめはコレ!

ハイキングや日帰り登山の場合、天気が予測できる場合が多いです。

そのため、ザックへの収納性が高く軽量なレインウェアがおすすめです!

雨のほかに、風除けや休憩時にも使う場合があるので、着心地も良いのがいいですよ。

ここでは、ハイキングや日帰り登山におすすめのレインウェアジャケットをご紹介!

MAMMUT(マムート)Crater Light HS Hooded Jacket AF

MAMMUT(マムート)のCrater Light HS Hooded Jacket AFです。

防水浸透性素材には、2.5層のGore-Tex Paclite Plusが採用され、防水浸透性はもちろんのこと軽量コンパクト性にも優れています。

重量はわずか「314g」で生地も薄いため、ザックの雨蓋に忍ばせておき、サッと出して着れる手軽さがあります。

デザインは、無駄のないスッキリとしたシルエットになっており、カッコ良い印象です。

サイズ感は、身長170cmでMサイズちょうど良いです。

おすすめ機能はコレ
  • ヘルメット対応のフード
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる
  • 2wayフロントジッパー

Foxfire(フォックスファイヤー)Crest Climber Jacket

フォックスファイヤー Foxfire メンズ ジャケット クレストクライマージャケット Crest Climber Jacket ゴアテックス 防水透湿ハイキング 登山 国内正規品
ハイキング/登山

Foxfire(フォックスファイヤー)のクレストクライマージャケットです。

3層のGORE-TEX Activeで特に浸透性・軽量収納性に優れています。

重量は、たったの「290g」と超軽量です。

収納性についても、付属のスタッフバックに詰めると500mlのペットボトルを1.5本分くらいのサイズになるため、とってもコンパクトです。

裏地には、C-KNITが使われており柔らかく着心地が良くなっています。

サイズ感は、身長170cmでMサイズちょうど良いです。

おすすめ機能はコレ
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる

縦走登山やテント泊、北アルプスなどの高山に行きたい方におすすめ!

縦走登山や北アルプスの高山に行く場合、山の中で何泊かすることが多くなります。

行動時間も長くなるため、天候が予測しづらく、一日の行動中はずっとレインウェアを着ているという日もあります。

そのため、高い防水浸透性が必要なのは勿論なこと快適性(着心地)も重要になってきます。

また、荷物が重くなると体力の消耗に直結するので、必要な性能は残しつつ軽さも欲しいです。

ここでは、縦走登山やテント泊、高山などにおすすめのレインウェアジャケットをご紹介!

ARC’TERYX(アークテリクス)ベータジャケット 

ARC’TERYX(アークテリクス)のベータジャケットです。

3層のGORE-TEXに裏地としてC-KNITが使われています。

C-KNITを採用したことにより、生地がしなやかで肌触りがよく着心地が良いのが特徴です。

性能面においても、高い浸透性と軽量化(本体重量は300g!)にも貢献しており、高機能なレインウェアとなっています。

ハイキングから日帰り登山、縦走するようなテント泊まで、色々な山行に対応可能です。

サイズ感は、身長170cmでSサイズがちょうど良いサイズ感です。

おすすめ機能はコレ
  • 立体裁断
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる

THE NORTH FACE (ザ ノースフェイス)LIMB LIGHT JACKET

THE NORTH FACE (ザ ノースフェイス)のクライムライトジャケットです。

3層のGORE-TEXが使われており、裏地にはマイクログリッドバッカーが使用されており、耐摩耗性(耐久性)・軽量性・浸透性に優れておりいます。

またゴワゴワ感が少なく、裏地はさらさらとした肌触りとなっており、着心地が良いです。

縦走登山では、雨の時に限らず長時間レインウェアを着ていることが多いため着心地はとっても重要な要素です。

重量は、「319g」と軽くなっています。

サイズ感は、身長170cmでMサイズがちょうど良い感じです。

おすすめ機能はコレ
  • ヘルメット対応のフード
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる

雪山登山や岩稜帯が多いハードな登山を目指す方におすすめ!

雪山登山や岩稜帯が多い山に行く場合、レインウェアもそれに対応している必要があります。

防水浸透性能の他にも、防風性や生地の耐久性なども重要です。

また岩稜帯にいる場合、簡単に脱ぎ着することができないためベンチレーションが付いていると、簡単に熱くなった体を冷やすことができます。

そしてヘルメット対応していることも必須の機能だと言えます。

ここでは、雪山登山や岩稜帯を行く様な少しハードな登山に、おすすめのレインウェアジャケットをご紹介!

ARC’TERYX(アークテリクス)ベータLTジャケット

ARC’TERYX(アークテリクス)のベータLTジャケットです。

3層のGORE-TEXが採用され、防水浸透性・防風性に優れています。

脇には、止水ジッパーのベンチレーションが付いており、効率的な換気をすることができます。

重量は、多機能なわりに「395g」と軽量です。

また立体裁断されており、動きやすさも重視されています。

オールラウンドに使えるジャケットです!

サイズ感は、身長170cmでSサイズがちょうど良い感じです。

おすすめ機能はコレ
  • ベンチレーション機能
  • 立体裁断
  • ヘルメット対応のフード
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる

Patagonia(パタゴニア)TRIOLET JACKET

Patagonia(パタゴニア)のトリオレットジャケットです。

3層構造のGORE-TEXが使われており、基本性能である防水浸透性能が高いです。

そして生地が75D(デニール)と厚めであるため、生地が丈夫で強風の中でも風から体温が奪われるのを防いでくれます。

生地は厚めですが、高い浸透性とベンチレーション機能も付いているため、熱がこもりにくくなっています。

その他両サイド、胸の左右とジャケットの内側の計5箇所にポケットが付いており、グローブや行動食などを入れたり便利に使えます。

サイズ感は、身長170cmでSサイズがちょうど良い感じです。

おすすめ機能はコレ
  • ベンチレーション機能
  • ヘルメット対応のフード
  • 各所にドローコードやベルクロがあり調整できる

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雨の日は、レインウェアだけでなくレインパンツとレイングローブも必要です。

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