アタックザック(サブザック)って必要!?登山での使い方やおすすめもご紹介!
今回は、山頂アタック時にあると便利なアタックザック(サブザック)についてご紹介です。
気になる選び方についての3つのポイントを解説していきます。
また山頂アタック時だけでなく、それ以外の意外な使い方まで初心者の方向けに、気になる部分も解説!
そして初心者の方向けに僕が実際にどんな物を持っていくのか、アタックザックの中身を紹介していきます。
最後に、おすすめのアタックザックを5つご紹介しているので、道具選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
そもそもアタックザックって何!?
どういった物か既に知ってるよ!っという方は読み進めてください。
知らない方の為にどういった物なのか、一言で説明するとアタックザックはその名の通り「山頂へのアタックに使うザック」の事です。
主に小屋泊やテント泊の時に、山頂までのピストンをする際に使用するサブのザックの事です。
ピストンでまた戻ってくるのに、全部荷物を持っていくのは重たいので必要最低限の物だけを詰めていきます。
メインのザックは作りがしっかりしている分、何も入っていなくても重量があるので、軽量コンパクトなアタックザックを使うのです。
アタックザックの使い方は??
通常の使い方としては、上で紹介したように山頂アタックの際に使います。
ただ場合によっては、それが適さない時があります。
山小屋やテント場から山頂までの距離がある場合や、山頂でご飯を作って食べたいなど荷物が少し多めの場合です。
アタックザックは軽量コンパクトな分、長時間の移動や多くの荷物を入れることを想定して作っていません。
特に腰ベルトやチェストベルトは付いているものもありますが、作りがメインザックと比べるとしっかりとしていないため、あまり体に密着せず安定しません。
そのため長時間の移動や荷物が多い場合は逆に疲れてしまう事もあり、あまり適しません。
そういった時、私の場合はアタックザックに不要な物をまとめて入れてメインのザックで行動するようにしています。
メインのザックのほうが長時間背負っても疲れづらいですし、腰ベルトとチェストベルトがしっかりしており体にしっかりと固定されるので横ブレも少ないからです。
移動距離や荷物の量に応じて使い分けがおすすめです。
その他、別の使い方としてはハイドレーションのタンクを入れるケースとしての使い方です。
私が使用しているザックでは、アタックザックが付属しておりザック内の背中面に固定されています。
その中にハイドレーションのタンクを入れて使うことで、移動時もタンクが動かず安定させることが可能です。
また水は重いのでザックの中心の背中寄りにあったほうが、安定するというメリットもあります。
中身はどういった物を入れていくの?
必要最低限の物を入れていくと言っても、どういった物が良いのでしょうか!?
ここでは一例として、僕が実際にアタックザックに入れていくものをご紹介していきます。
良かったら参考にしてみて下さい!
- レインウェア(上・下)
- 移動時間は短くても、突然の風雨にさらされる可能性があります。
レインウェアは必須アイテムです。
- 移動時間は短くても、突然の風雨にさらされる可能性があります。
- ヘッドライト
- 日が暮れる前に戻る予定でも、万が一の事を想定して持っていくようにしましょう。
ライトがあれば暗くなっても、安全に移動することができます。
- 日が暮れる前に戻る予定でも、万が一の事を想定して持っていくようにしましょう。
- 水分・行動食
- 山頂直下は、道が急で体力を消耗することもあります。
汗をかいたら水分補給とシャリバテにならないように、行動食が必要です。
- 山頂直下は、道が急で体力を消耗することもあります。
- エマージェンシーキット
- いざという時に役立つエマージェンシーシートや、テーピング等があると良いです。
- 防寒具(季節による)
- 秋や春先などはまだ昼間でも気温が低い時があります。
薄手でも良いのであると、気温が低くても山頂で景色を楽しめるので便利です。
- 秋や春先などはまだ昼間でも気温が低い時があります。
- 財布(貴重品)
- お金は使わなくても盗難などのリスクに備えて、必ず持っていきましょう。
アタックザックの選び方は!?
僕が実際に選ぶ時の基準として、見ているポイントをご紹介していきます。
僕の選び方のポイントは、大きく3つあります。
1つずつご紹介していきます。
1つ目はサイズ(容量)
まずはサイズについてです。
おすすめは、20〜25Lくらいのサイズの物です。
あまり大きすぎても重くなってしまいますし、逆に小さすぎると入らなくなってしまいます。
これくらいのサイズであれば、必要なものを入れても若干余裕が出来ます。
2つ目は腰ベルト
2つ目は、腰ベルトについてです。
平らな道であればそれほど気になりませんが、山道ですと動くたびにザックがゆらゆらと左右に振れてしまって、気になってしまいます。
そういった時に腰ベルトがあるだけで、安定感がだいぶ変わってくるので付いてるものがおすすめです。
また安全面でもなるべく体に密着して、固定されていた方が良いです。
3つ目は小物入れ
3つ目は、小物入れがあるかどうかです。
メインの荷室しか無いと、小物を入れた時に中でぐちゃぐちゃになってしまいます。
そうならないために、小物を入れれるくらいのポケットなどの収納スペースが1〜2個はあると便利です。
またサイドにドリンクホルダーがあると、飲み物をサッと出し入れできるので便利ですよ!
私がにおすすめするアタックザック(サブザック)をご紹介
ここからは、私が選んだおすすめのアタックザックをご紹介です。
山頂アタック時には身軽が一番!!ゲットして快適な登山を楽しみましょう!
画像又は各ショップアイコンから、商品ページに飛ぶことが出来るため気になる商品があれば画像又はショップアイコンをクリックして見てみてください。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)ブリッツ20
ブラックダイヤモンドのブリッツ20です。
容量は、20Lとちょうど良いサイズです。
生地は、耐摩耗性と撥水性が高く軽いのが特徴です。
収納についてもメイン荷室内にポケットがひとつと、外に止水ジッパー付きポケットがひとつあり、小物の収納に優れています。
またヒップベルトとチェットベルトが付いているため、体へ密着させることができ、安定性が高いです。
剱岳のような岩稜帯へのアタック時や、日帰りの低山登山のメインザックとしても使える幅広く使えるアタックザックになっています。
EXPED(エクスペド)タイフーン25
EXPED(エクスペド)のタイフーン25です。
容量は25Lと十分な大きさが確保されています。
特徴は防水性能が高い点です。
ロールトップに防水性の高い生地が使われているので、ザックカバーなしでも使うことが出来ます。
収納に関しても、中に小物用ポケットがあったり外のサイドには、ストレット性の高いポケットが付いておりペットボトルなどを収納可能です。
またヒップベルトも付いているため、ザックを体に密着させ安定させることができます。
EXPED(エクスペド)SUMMIT LITE 25
エクスペドのサミットライト 25です。
容量は25Lです。
重量はわずか340gですが、多機能なのが特徴です。
ドリンクなどを入れることができる、ストレッチサイドポケットやストックを収納できるループが付いています。
また貴重品を入れるのに便利な、キーフック付きの内蓋ポケットが付いているなど多くの便利機能が満載です。
SEA TO SUMMIT (シートゥーサミット)ウルトラシルデイパック
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)のウルトラシルデイパックです。
容量は20Lと十分ありながら、重さは72gと超軽量になっています。
超軽量ながらもウルトラSILナイロンの生地を使うことで、耐久性を上げています。
カラビナ付きのスタッフバックが付属しているので、収納もとっても楽になっています。
OSPREY(オスプレー) ウルトラドライライトスタッフパック
OSPREY(オスプレー)のウルトラライトドライスタッフパックです。
容量は少し少なめですが、20Lで重量は190gと軽量です。
防水加工が施されており、小雨程度であれば荷物を濡れから守ることができます。
上部には小物を入れることができるポケットが一つ、横にはボトルポケットが付いており使いやすいです。
また価格も低めなので予算を抑えたい方にも向いています。
収納時は手のひらサイズまでコンパクトになるので、メインのザックの中でも嵩張りにくいです。
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