初めての登山用ザックの選び方を解説!おすすめしたいザックはコレ!!

今回は、初めての登山におすすめするザック(リュックサック)を全部で6個セレクトしました!

初心者の方でも選びやすいように、これから富士山や北アルプス、近くの里山など、目指したい山や山域毎におすすめをご紹介していきます。

また一緒に、ザックを選ぶときのポイントについても解説しています。

道具選びに困っている方、良かったら参考にしてみてください。

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目次

ザックを選ぶ時に見るべきポイント

ここではまず、僕もザックを選ぶときに見ているポイントについてご紹介していきます。

選ぶときのポイントは全部で5個あります。

容量(サイズ)

僕の場合、登山の行動時間に応じて、大体のザック容量を決めています。

最初のうちは、中々上手くパッキングできない場合もあるため、若干余裕を持ったサイズがおすすめです。

僕が目安としているサイズをご紹介。

  • 往復4時間程度の日帰り:20〜28L里山や北横岳などの北八ヶ岳におすすめ
  • 往復8時間程度の日帰り:30〜35L日帰りの南八ヶ岳や北アルプスにおすすめ
  • 1泊2日小屋泊:32〜38L富士登山におすすめ

メイン荷室へのアクセス方法

メイン荷室へのアクセス方法ですが、大きく口が開いて中身を見やすく取り出し易いタイプが断然おすすめです。

雨蓋が付いているザックの場合においても、本体の上からだけでなくサイドジッパーを開くことで、中身を確認することができると使いやすく便利です。

綺麗にパッキングをするのには、ある程度登山での経験が必要になってきます。

こういったメイン荷室へ口が大きく開くタイプを選ぶと、パッキングもしやすく使い易いので初心者の方におすすめです。

各種ベルト類

ザックのウエストベルトやチェストベルトは、容量が大きくなるほどその重要度が高くなってきます。

容量が大きくなると重くなるため、行動中にザックが振られないようにしっかりと体にフィットさせる必要があります。

小さめのザックにおいても、歩いた時にユサユサ揺れないように、なるべくウエストベルトやチェストベルトはあった方がおすすめです。

背面パッド

背面パッドは、メッシュタイプで通気性が高い物がおすすめです。

特に里山や低山の場合、夏に登ると気温が高く湿気も高めのため汗をかきやすくなります。

なるべく快適に登るためには、ザックの背面パッドは通気性が高くメッシュになったものが、風を通すため良いです。

サイドポケット

水筒やペットボトルを入れることができる、サイドポケットが付いているものがおすすめです。

登山中の喉が渇いた時に、ザックを下さずにサッと水筒を取り出して水分補給ができるのでとっても便利です。

またサイドポケットは、中身が落ちにくいように口が絞れるタイプが良いと思います。

移動中に落としてしまうと、下にいる登山者に当たってしまったり、それが原因で滑落してしまう原因にもなります。

そのためドローコードで絞るタイプや、伸縮性のある生地が使われ口が広がりにくいタイプの物が良いです。

近くの里山が中心の登山スタイルの方におすすめのザック2選!

家の近くの里山や低山を中心に楽しむ登山スタイルに、おすすめのザックをご紹介していきます。

選ぶときのポイントはこの3つ!!

ポイント
ザックの容量

地元の里山や低山などで、往復4時間程度の山行の場合、25L前後の容量があると安心です。

携帯コンロを持って、山頂でカップ麺なども楽しめるくらいの余裕があります。

景色だけ見て帰るだけであれば、20L程でも問題ないサイズです。

背面パット

標高が低い場合、夏場だと気温が高くて地域によっては湿気も多い場合があります。

そのため、メッシュタイプの通気性が良いタイプがおすすめです。

なるべく体と密着する部分なので、どうしても熱がこもり易いですが、メッシュであれば排熱が行われるので汗をかきにくいですよ!

サイドポケット

水分補給の時に、ザックの中から水筒やペットボトルを取り出して飲むのは、意外と面倒くさいです。

登山では、小まめな水分補給は大事なのでサッと取り出せるサイドポケットが付いたタイプがおすすめです。

また口がドローコードで絞れるタイプや、ポケットが伸縮性のあるタイプだと、ボトルの落下防止にもなります。

OSPREY(オスプレー)デイライトプラス【20L】

オスプレーのデイライトプラスです。

容量は、20Lで少しパッキング慣れした方におすすめのサイズです。

特徴は、メイン荷室だけでなくフロントやサイドポケットなどポケット類が多く、小物類の収納がしやすくなっています。

また背面パットはメッシュ構造となっています。

そのため、汗がこもりづらく登山中の快適度は高めです。

MAMMUT(マムート)Lithium 25【25L】

マムートのLithium 25です。

容量は、余裕のある25Lのサイズになっています。

ウェストベルトがしっかりとしており、チェストベルトの併用で背負ったときの安定性が高いのが特徴です。

背面パットは、軽量なメッシュのEVAパットが使われており、通気性が高いので汗をかきにくくなっています。

また両サイドにメッシュポケットが付いており、ドリンクが収納可能です。

サッと、ドリンクを取り出せるのでザックの中を探さなくても良いので時短にもなって便利です。

デザインもスマートでかっこいいのでおすすめのザックですよ!

富士山に登る時におすすめのザック2選!

富士登山をする時におすすめするザックのご紹介です。

富士山に登る場合、1泊2日の山小屋泊で荷物も多めになります。

選ぶときのポイントはこの3つ!!

ポイント
ザックの容量

富士登山の場合、1泊2日の小屋泊になるため、20L台のザックですと必要な荷物が入りきらないこともあります。

最低でも30Lは欲しいところです(35L前後がおすすめのサイズ)。

あまり大きすぎるとザック自体が重くなってしまいますし、無駄なものを入れていきたくなってしまうので、最大でも38Lくらいまでにするのが良いです。

しっかりとしたベルト

行動時間が2日間と山行時間長くなるため、肩や腰のベルト類はしっかりとしたタイプがおすすめです。

しっかりとしたタイプですと、クッション性が高く、体への負荷が抑えられたりするため長時間山行に向いています。

また体にザック本体をしっかりと背負うことで、横に揺られたり上下に動いてしまったりすることが軽減されるため、安定性にも繋がります。

ハイドレーションが使える

ハイドレーションとは、ソフトボトルにチューブが付いており、ザックを下さなくても簡単に水分補給できるシステムのことです。

富士登山の場合、登山道が渋滞することも多いため、喉が渇いても気軽にザックを下ろして水分補給するのが難しい場面があります。

そんな時に、ハイドレーションがあるとザックを下さなくてもサッと水分をチューブで吸引して補給でいるので意外と便利です。

OSPREY(オスプレー)ケストレル 38

OSPREY(オスプレー)ケストレル 38です。

サイズは、38Lと1泊2日の富士登山をするのには十分な容量があります。

そして荷物の取り出しやすさも高く、サイドジッパーを開けることで横からもメイン荷室へアクセスが可能です。

そのため、奥の荷物を取るのも簡単で時短にもなります。

荷物が多くなると肩が痛くなったりする場合がありますが、重さを肩だけでなく背中や腰などのも分散する作りのため疲れにくいという特徴もあります。

また意外と便利な、ハイドレーションを収納可能なポケットも付いています。

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)テルス35

ザ・ノースフェイス テルス35です。

容量は、35Lあります。

内部へアクセス可能なサイドジッパーが付いているので、荷物の取り出しがしやすくなっています。

また雨蓋のポケットやサイドポケット、フロントポケットなど収納箇所が多くあり、便利です。

ハイドレーションにも対応しているので、水分補給も楽チンです。

暑さ対策もされており、背面パットがメッシュ構造になっており効率的に背中の熱気を排出してくれます。

北アルプスや南アルプスなどの高山におすすめのザック2選!

北アルプスや南アルプスなど、日帰りとはいえ行動時間が長くなります。

そして岩場やトラバース、梯子などの危険地帯も出てくる場所が多くなります。

その部分を考慮して、選ぶときのポイントはこの3つ!!

ポイント
ザックの容量

日帰りとはいえ、山行時間が8時間以上になると荷物も多くなります。

30〜35L程度の容量があると、北アルプス等の日帰り登山から1泊の山小屋泊までなら対応可能です。

これ以上大きいと、ザックの中がスカスカになり中の荷物がガサガサ動いてしまい安定性が悪くなるのでおすすめしません。

背面パット

長時間の山行となるので、快適性も重要になってきます。

特に背面パットは、常に体に密着している部分でもあるので、通気性が良いのはもちろんクッション性についても高い方が快適性が高いのでおすすめです。

安定性と体へのフィット感

北アルプスや南八ヶ岳では、岩稜帯や梯子など危険な箇所も出てきます。

そのため、ザックが体にフィットして安定性が高い必要があります。

歩くたびにゆらゆらザックがしていたら、バランスを崩す原因にもなるため、安定性が高くヒット感が高い対応がおすすめです。

GREGORY(グレゴリー)スタウト35

グレゴリーのスタウト35です。

容量は、少し大きめの35Lあります。

少し大きいサイズなので、コンロや調理器具を持っていき山頂で料理なんかもできちゃいます。

また大きいだけでなく、調節可能な腰ベルトや軽量なアルミ合金のフレームで、安定性と快適性にも優れています。

体にフィットする構造のため、ザック本体の横揺れなども抑えられるため安全登山につながります。

快適性については、背中は通気性にも優れたメッシュ構造になっているので、暑い日でも汗をかきにくいです。

スタイリッシュで機能的!おすすめのザックです。

MILLET(ミレー)サースフェー NX 30+5

ミレーのサースフェーNX 30+5です。

容量は、最大35Lと十分なサイズになっています。

荷室は、2気室構造になっており、ザックの下部と上部で分かれています。

中の物を取り出しやすくするサイドポケットや、雨蓋の小と中サイズのポケット、ウェストベルトの便利な収納可能なポケットなどなど初心者が扱い易い工夫がされているのが特徴です。

また本体に耐水圧1,500mm以上の撥水加工が施されており、大事な荷物を濡れから守ってくれます。

快適性についても優れており、背面パットのクッション性や排熱処理などが最適化されているので長時間の山行でも、不快になりにくいです。

機能だけでなくスマートで無駄のないデザインでかっこいいので、おすすめのザックです!

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