レインスパッツは雨登山の強い味方!ショートとロングどっち?選び方を解説

登山では晴れの日だけではなく、雨や雪に見舞われることもあります。

そんな時には、レインウェアだけでなく、雨の日の足元対策として「レインスパッツ」も重要な役割を果たします。

今回は、雨登山でのレインスパッツの必要性と、正しい選び方・使い方について解説していきます。

そして晴れた日の意外な!?使い方もご紹介します。

また最後に、おすすめのアイテムもご紹介するので、良かったら道具選びの参考にしてください。

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目次

雨登山にレインスパッツが必要な理由とは?

まずは雨登山でのレインスパッツは必要なのか!?について解説していきます。

結論から言うと、雨登山では必須のアイテムです。

そして実は、天気が良い日でもあると役立つ便利なアイテムだったのです!

ここからは、登山での必要な理由3つを1つずつご紹介していきます。

雨の日登山で、ズボンの裾が汚れないように対策できる

レインスパッツが必要な一番目の理由は、雨の日登山でズボンの裾が汚れないようにすることです。

雨が降ると水溜りや道がぬかるんできて、登山道は至る所がベチャベチャになります。

そういった所を歩くと、靴で跳ね上げた泥がトレッキングパンツの裾に付いて汚れます。

そんな時にレインスパッツを着けるだけで、汚れ対策をすることができます。

晴れの日でも、泥や土ホコリが付かないように対策できる

雨の日しか使わないイメージがありますが、実は雨の日以外も使えます。

特に登山道が乾燥している時などは、歩くと土ほこりが立ちやすくトレッキングパンツが汚れやすいです。

日帰り登山の場合は良いですが山小屋やテントでの泊の場合、大抵の人はズボンの替えは持って行かないと思います。

汚れが付いたままだと、布団や寝袋が汚れたり気分もあまり良くありません。

また汚れないことで、家に帰った後の洗濯も楽になるという利点もあります。

ヤマビルの足元対策としても使える

レインスパッツはヤマビル対策としても使えます。

ヤマビルとは、陸に棲むヒルで人や動物に付着して血液を吸う害虫です。

地面を這って進み、靴に引っ付きそこから登ってきます。

血を吸われていてもほとんど気が付きません。

ズボンの裾をあげたらヤマビルに吸われていた!潰れていた!なんてことがあります。。。

レインスパッツを履くことで、靴とトレッキングパンツの裾との隙間がほとんど無くなるため、ヤマビルの侵入を防ぐことが可能です。

ヤマビルの多い、鈴鹿山脈の藤原岳や神奈川の丹沢に登った時には、助けられました!

適切なレインスパッツの選び方

レインスパッツにはショートタイプロングタイプの二つがあります。

一見するとロングタイプの方が守られている範囲が広いので、良さそうではありますが私はショートタイプをおすすめします!

ロングタイプをおすすめしない理由は!?

ロングタイプの場合は、膝下あたりまで覆うことが出来ます。

メリットとしては、守られている範囲は広いという所がありますが、本当に必要でしょうか?

実際に雨の中登山をするとわかりますが、泥が跳ねても大抵はズボンの裾あたりまでしか飛びません。

そのため、ロングである必要があまりないのです。

実際にロングタイプを使っている登山仲間に教えてもらったデメリットは、3点です。

  • ショートタイプと比べ重くて嵩張る
  • 覆われている範囲が広いので熱がこもりやすい(暑い)
  • 引っかかる感じがして少し歩き辛い

こういったデメリット(理由)から僕はあまりロングタイプはおすすめしません。

ショートタイプがおすすめな理由はコレ!

ショートタイプは、くるぶしから20cm程度の長さがあります。

僕も実際に使っているタイプです。

このタイプを薦める理由は、4点あります。

  • ロングタイプと比べ軽くてコンパクト
  • 覆われている範囲が狭いので熱がこもりにくい
  • 歩くときに邪魔になりにくく歩きやすい
  • 足元がスッキリ見える

ロングタイプのデメリットと感じる部分が、全てメリットに変わります!

ロングでないと困るということはないため、歩きやすさ・持ち運びやすさなどを考えるとショートタイプをおすすめします。

レインスパッツのおすすめの履き方・使い方

レインスパッツの付け方には、大きく2種類があります。

トレッキングパンツの上の装着をするパターンと下に装着するパターンです。

私がおすすめするのは、トレッキングパンツの上に装着するパターンです。

このパターンであれば「レインスパッツが必要な理由」の所でも紹介した通り、トレッキングパンツを汚さない・ヤマビル対策の二つをクリアできます!

雨が降っている日はもちろん、晴れてても土ホコリが立ちやすそうなとこに行く場合、ヤマビルが出やすいとこに行く場合は、登山開始から装着しておくことをおすすめします。

登山の途中で着けるのは面倒くさくなって、結局ザックにしまったまんま!なんてこともあります。

そして雨が降っている場合ですが、レインパンツはレインスパッツの上から履きます。

上にスパッツを着けてしまうと、レインパンツの脱着が大変になるからです。

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おすすめのレインスパッツを紹介!

ここからは、私がおすすめするショートタイプレインスパッツをご紹介していきます。

良かったらアイテム選びの参考にしてみて下さい。

THE NORTH FACEザ・ノースフェイスハイベントショートゲイター

ノースフェイスのハイベントショートゲイターです。

生地には、3層の独自の防水浸透性素材が使用されており、防水性だけでなく浸透性も兼ね備えています。

濡れと蒸れにも強く快適性が高いのが特徴です。

ダボっとしておらずスッキリとしたデザインになっています。

そしてドローコードが付いており、フィット性を微調節できるのでずれにくく歩きやすいです。

OR(アウトドアリサーチ) フェロッシーハイブリットゲイター

アウトドアリサーチのフェロッシーハイブリットゲイターです。

耐水性だけでなく、浸透性・伸縮性にも優れているのが特徴です。

伸縮性があることで、足の動きに合わせて伸び縮みするため、歩行の邪魔しにくく歩きやすくなっています。

ローカットのシューズにも対応しており、トレランやハイキングなんかでも活躍できます。

そして見た目は、無駄がなくとてもスッキリしておりカッコ良いです。

ISUKA(イスカ)ウェザーテック ショートスパッツ

イスカのウェザーテック ショートスパッツです。

3層の防水浸透性素材が使われており、雨の中でもしっかりと足を守ってくれます。

そして内側には、滑り止め加工がされており行動中にズレてしまうのを防いでくれます。

またドローコードが付いているので微調整が可能で、フィット感が高くさらにズレにくくなっています。

持ち運びは、付属のスタッフバックに収納することでコンパクトになるため嵩張りません。

OR(アウトドアリサーチ)ロッキーマウンテンローゲイター

アウトドアリサーチのロッキーマウンテンローゲイターです。

生地には、420Dポリウレタンコーティング パッククロスが使用されており、防水性と耐久性が高いのが特徴です。

また生地だけでなく、壊れやすいブーツフックやストラップ部分が強化されており、全体的に丈夫なスパッツとなっています。

フィット性については、トップとボトム部分が伸縮性があるためズレにくくなっています。

価格帯・性能面においても初心者の方におすすめできるレインスパッツです。

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こちらの記事では、登山に必須のレインウェアの選び方・ヤマビル対策についてご紹介していきます。

もし良かったら一緒にご覧ください。

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