今回は、UL(ウルトラライト)なザックについて紹介していきます。
軽いというメリットを活かし軽快な登山が楽しめる一方、少なからずデメリットもあります。
特徴やデメリット、使う時の注意点なんかも初心者の方向けに、詳しく解説していきます!
おしゃれに可愛く登山を楽しみたい方にも、おすすめのザックですよ。
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UL(ウルトラライト)な装備で軽快登山!
登山やってる人ならわかると思いますが、軽さは正義です!
荷物が軽ければ軽いほど登りも降りも楽になり、いつもよりも軽快な足取りで登山ができるようになります。
それを実現するのが、ウルトラライトな登山装備です。
その中で、今回はULザックに焦点を絞ってご紹介していきます。
ULザックってどんなの?特徴は!?
一般的なザックと比べて軽いのが特徴で1番のメリットでもあります。
ザックの形状を保ったり安定感を出す為にあるフレームなく、ポケット類も少なめです。
荷室も仕切りがない1気室のタイプがほとんどです。
こういった機能を削げ落とし、軽量化をしています。
例えば、通常の45Lのザックですとザックだけで大体、1.2kg以上はあります。
ULザックですと軽い物で約500gです。
重さにして500mlのペットボトル1本と、缶コーヒー1本分くらいは軽くなるわけです。
ザックだけでこれだけ軽量化することが出来れば、他の荷物の軽量化と合わせると、1~2kgは軽くする事ができます。
またULザックは、デザインがシンプルでおしゃれな物が多いのも特徴です。
Instagramを見るとおしゃれハイカーが、背負っているのをよく見ます。
おしゃれで可愛いザックが欲しい!っという人にもおすすめです。
ULザックのデメリットは!?
1つ目のデメリットは、軽くすることで機能を落としているため、快適性が犠牲にされてしまっている点です。
例えば肩パットが薄かったり、腰ベルトがなかったりして背負い心地は良いとは言えません。
しかし荷物が軽い分、体への負荷が少なく出来るのでザックだけでなく、中身も大きく軽量化したいところです。
2つ目は、ポケットなどの収納が少ない点です。
こちらも軽量化するために、収納が少なくなっています。
小物類を収納するためにはスタッフバック使う必要がありますが、何個何個も使うのは重量が嵩みウルトラライトではなくなってしまいます。
そのため使う頻度や用途によって、ある程度まとめてスタッフバックにまとめる必要ありです。
また収納方法についても、パッキング何度も試して慣れる必要があります。
3つ目は、通常のザックと比べ本体の剛性が低いことです。
そのため、重くてたくさんの荷物を入れて運ぶのにはあまり適しません。
中身も軽くスマートにすることが重要です。
ULザックを使うときの注意点
ULザックを使う時の注意点をご紹介していきます。
まずULザックには軽量化のためフレームがないことが多いので、綺麗にパッキングをしないとザックが傾いてしまったり、外から見て凸凹ザックになってしまいます。
何度かパッキングを試すことで、コツを掴んでいきましょう。
そして凸凹しないようにするために、大きめのスタッフバックを用意してなるべく隙間なく詰めます。
最後に荷物の使用頻度なども考え、詰め込みしていきます。この時、重量のあるものはなるべく真ん中の背中よりに入れるとバランスが良くなります。
またザックの生地を薄くしているものも多いので、道具の軽量化も同時にある程度やらないといけません。
重さに耐えきれず、生地が痛んだり最悪破れてしまったりするので注意が必要です。
レインウェアやバーナー・食器類、テントなどの重量を減らしていき、ULザックの生地に負荷を与えないようにします。
おすすめのUL(ウルトラライト)ザックをご紹介!
ここからは、私がおすすめするULザックをご紹介していきます。
どれも個性があり、おしゃれでおすすめです。
各ショップアイコンから商品ページに飛ぶことが出来るため、気になる商品があればショップアイコンをクリックして見てみてください。
MOUNTAIN DAISY PRODUCTS ヤマタビ30 X-Pac
MOUNTAIN DAISY PRODUCTSのヤマタビ30X-Pacです。
容量は、30Lで調整して最大35Lのサイズまで可変になっています。
そして重量は、35Lまで入って633gと軽量です!
軽さと快適機能のちょうど良いところを目指したULザックになっています。
大きな2つの背面ポケットや伸縮素材が使われている使いやすいサイドポケットなど、収納性もよく使い勝手が良いのが特徴です。
またロールトップを解かずに中にアクセスができる止水ファスナーがついており、すぐに荷物を取り出し等ときに便利に使えます。
初めてULザックを買う方にもおすすめできる、使いやすいザックです。
RawLowMountainWorks(ロウロウマウンテンワークス) BAMBI
RawLowMountainWorks(ロウロウマウンテンワークス)のBAMBIです。
容量は26-28Lで重さは、500g!と超軽量なザックです。
生地にX-PACが使われており、軽さと強靭性を両立しています。
また防水性が高く、外からの濡れから中の荷物を守ってくれます。
使い勝手については、サイドポケットが大きくとられており、500mlのペットボトルが4本入る大きさで、サッと出し入れが出来るので使いやすいです。
カラーも数種類ありとってもおしゃれです!
TrailBum(トレイルバム)BUMMER
Trail BumのBUMMER スペクトラです。
このバマーですが重さが何と430g!と超軽量です。
容量は30Lと日帰りから小屋泊登山で、十分使えるサイズとなっています。
標準装備の背面パットと柔らかいショルダーが、背負い心地を良くしてくれています。
またサイドのメッシュポケットは、使いやすくドリンクなどを入れるのにおすすめです。
そして生地もスペクトラが使われ、軽くて丈夫なザックになっています。
見た目もシンプルでおしゃれな「BUMMER スペクトラ」おすすめです。
and wander(アンドワンダー)エコパック 30L バックパック
and wander(アンドワンダー)のエコパック 30L バックパックです。
重量は、730gと今回紹介した他のものよりも重たいですが、軽さと機能のバランスが考えられているザックになっています。
その為、ウルトラライトザックを初めて使うという人にも、扱いやすいザックになっています。
生地は、耐水圧が20,000mmと防水性が確保されています。
そして環境にも配慮したリサイクルポリエステル100%の生地です。
その他の機能として、マップホルダーにもなる雨蓋やストックを固定するベルクロ、体にフィットしやすいショルダーストラップなど使いやすさもとても考えられています。
一番使いやすいと感じた点は、ザックの外側に大きく配置されたジッパーを開けることで、ザックの中身に直接アクセスでき荷物の出し入れがしやすい点です。
サッと必要なものを取り出せるので、ULザック初心者やパッキングが苦手な方のもおすすめできます。
ARC’TERYX(アークテリクス)アルファFL30バックパック
アークテリクスのアルファFL30バックパックです。
容量は30Lで重量は、635gと軽量なザックです。
一番の特徴は、生地にHadron™AC2LCPグリッド素材が使用されており、軽量なだけでなく耐久性と耐候性が高いところです。
見た目はとてもシンプルですが、軽量でハードな使用にも耐え得るタフなザックとなっています。
スマートにカッコよく決めたい方に、おすすめのザックですよ。
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