雪山登山で使う靴下(ソックス)選びの重要性とおすすめをご紹介!
今回は、雪山登山で使う靴下(ソックス)の重要性についてご紹介して行きます。
小物ですが、実は快適な登山をする上でとっても重要なアイテムです。
快適な楽しい雪山ハイクをしたい方、今まで夏山しか行った事がなくて、どんなのを選べば良いか分からない!っという方にオススメの記事になっています。
最後におすすめの靴下もご紹介しておりますので良かったら参考にしてみ下さい。
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雪山登山において、靴下は重要アイテム!?
アウターや防寒具、登山靴などは注意して選ぶと思いますが意外と見落としがちなのが靴下です。
これを何も考えずに選んでしまうと、足先が冷え冷えになってしまい登山に集中できずに、あまり楽しめない事もありますし最悪、凍傷になってしまう事もあるのです。
一番良くないパターンは、夏山のものをそのまま流用することです。
雪山は、夏山よりも過酷な場合が多く、もう少しシビアに道具選びをする必要があります。
また暖かそうだからと闇雲に分厚いものを選んでしまうと、逆効果になる場合もあります。
靴の中でゴアゴアしてしまい、足がズレやすくなってしまったり足が圧迫されてしまい、血行が悪くなり逆に冷えてしまったりします。
そんな事にならないためにも、アウターや登山靴などと同じくらい真剣に選ぶ必要があるのです。
靴下一つで、雪山での快適度がかなり変わるため、冷えで困っている方は一度見直してはいかがでしょうか?
雪山用の靴下はどんなのを選べば良いの?
僕が実際に、雪山用の靴下を探すときの選び方についてご紹介していきます。
選び方のポイントは全部で、5つあります(内一つは靴下の効果を高める要素についてご紹介)。
雪山登山では、保温性を重視したいので厚手がおすすめです。
登山靴の保温材だけでは、寒さから足を100パーセント守ることは難しいです。
そのため、そこを補うために厚手の靴下が必要となります。
メリノウールは、天然素材で暖かい空気を多く含むことができるため保温性が高いという性質を持っています。
また吸湿性が高いので、汗冷えの対策もできる優れた素材です。
天然素材で肌にも優しく、ウール特有のちくちく感もほとんどないため、肌触りが良くオススメです!
あと天然の消臭機能も兼ね備えているため、臭い対策としても使えます。
雪山用の登山靴は、アイゼンなどを装着するために全体的に剛性が高くソールも硬いです。
その靴で長時間歩行する時、クッション性の高い靴下を履いていると足への疲労を軽減してくれます。
歩行時に足が痛くなりやすい人は、保温性だけでなくクッション性も気にしてみると良いですよ。
良い靴下を選んでも、靴のサイズ選びがあまり良くないと、あまり効果が発揮できません。
大きすぎても、小さすぎても冷えの原因になってしまいます。
ちょうど良いサイズは、つま先に指一本ぶんくらいの隙間ができるくらいのサイズです。
足先に少し隙間がある事で空間ができ、そこに暖かい空気を溜めることが出来るので、冷えを感じにくくなります。
と言っても中々ピンとこないので、僕が実際にやっているサイズの選び方を参考までにご紹介します。
- 靴下を履いた状態で靴を履く(この時、靴紐はしっかりと結びます)
- 紐の縛り具合は、足の甲が手で軽く掴まれるくらいの感覚になれば締まりOKです
- 足先に若干の余裕があり、指がニギニギ動くくらいがちょうど良い(つま先が靴に当たるのはNGです)
- 歩いても足と靴の間に遊びがないか確認する(遊びがあると靴擦れの原因になります)
汗っかきの方におすすめの靴下は?
足に汗をかきやすく行動中に靴の中が不快になってしまう、汗冷えしやすいっという方もいるかと思います。
汗をかきたくないから薄手のものを選んでいると行動中は良くても停滞中はすぐに冷えてしまい大変です。
そんな方におすすめなのは、レイヤリングソックスです。
吸汗・放出性に優れた薄手の靴下をベースに、中厚手を重ねて履きます。
さらに5本指のタイプにすることで、表面積広くなり効果アップが期待できます!
これにより冷えの原因となる汗を、素早く吸い上げて常に肌を乾いた状態に保つ事が可能です。
不快な感じも少なくなり、汗冷えもしにくくなります。
気になる靴下のニオイ対策は?
新品のうちは良いですが、何度も使っていると気になってくるのが靴下の臭いです。
人によっては、汗をかきやすくそれが原因で臭いが発生します。
対策としては2つのポイントがあります。
1点目は、先に紹介したソックスレイヤリングです。
肌をなるべくドライの状態保つことで、バクテリアの繁殖をおさえて臭いの対策ができます。
更に5本指タイプにすると、指の間の汗も吸収することができ効果アップが期待できます。
2点目は、洗濯方法です。
やり方はとっても簡単で、「洗う時は、ぬるま湯で靴下を裏返しで洗う」です。
臭いの原因となる皮脂や汚れは、肌と接触する内側に多く付きます。
裏返しで洗うことで、この皮脂汚れを落とすことができ、臭いの発生の要因となる部分を少なくできます。
簡単に実践できるので気になる方は、ぜひ一度お試しください!
雪山登山でのおすすめ靴下(ソックス)をご紹介!
ここからは私が選んだ雪山登山でのおすすめ靴下(ソックス)のご紹介です。
アウターや登山靴などと比べると、そんなに高くはないので高機能で良いものを選んで、快適雪山登山に出かけましょう!
画像が商品リンクとなっているため、気になる商品があれば画像をクリックして見てみてください。
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Smartwool(スマートウール )マウンテニアマックスクッショントールクルー
Smartwool(スマートウール )のマウンテニアマックスクッショントールクルーです。
僕がメインで使っている靴下です。
素材は、メリノウールが使われており保温性が高く、厳冬期の雪山登山でも使用しています。
厚手でクッション性が高く、フィット感も高いため足への疲労軽減が期待できます。
また丈夫なので、洗濯してもヨレヨレにならず毛玉も出来づらいです(何度も履けるので経済的!)。
雪山登山に、おすすめの一足です!
DARN TOUGH(ダーンタフ)ブーツソック ヘビーウェイト フルクッション
ダーンタフのブーツソック ヘビーウェイト フルクッションです。
厚手で保温性能が高く、クッション性にも優れているのが特徴です。
素材は、メリノウール(80%)とナイロンが使われております。
この素材の組み合わせをすることで、高強度・耐久性を実現しており、靴下では珍しい生涯保証が付いています。
穴が空いても新しいものと交換することができるので、生涯愛用することが出来ます。
過酷な雪山登山で使うのに、おすすめの一足です!
FITS(フィッツ)Heavy Rugged Boot
FITS(フィッツ)のHeavy Rugged Bootです。
生地は厚手でとても暖かくフィット感も高いです。
フィット感が高いのでズレにくいですが、人によっては窮屈かな?と感じてしまう事もあります。
そんな時はワンサイズ大きめを選ぶと良いでしょう。
こちらもフィット感を重視する人向けのアイテムです。
素材は、メリノウール(74%)と化繊が使われており保温性に優れています。
ファイントラック ドライレイヤーインナーソックス5本指
ファイントラックのドライレイヤーインナーソックス5本指です。
ソックスレイヤリング用の靴下です。
吸汗性が高く、かいた汗を素早く外のレイヤーに逃すことができ、肌を乾いた状態にしてくれます。
そうすることで、汗冷え対策から臭い対策までしてくれる優れものです。
冷え性の方や、汗っかきの方におすすめのアイテムです!
上で紹介した他の靴下と組み合わせる事で、汗冷えししにくくなり、雪山登山の快適度も上がります。
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