登山用の腕時計って必要?初めての腕時計選びで知っておきたいポイントとは?

登山用の腕時計は必要!?普通の時計じゃダメなの?

今回は、そんな登山用の腕時計についてご紹介していきます。

そして初めて登山用の腕時計を選ぶ際には、どんなタイプのどんな機能を選ぶべきでしょうか?

併せて登山用腕時計選びで知っておきたいポイントを解説していきます。

これから登山用の腕時計を選ぶ方は必見です!

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目次

登山用モデルの腕時計って必要!?

登山中は、安全のためにも時間を把握する必要があるので、時計は必要です。

しかし登山用のモデルを選択する必要性はあるのでしょうか?

いきなりですが結論から言うと、登山に登山用モデルの腕時計は必要です!

必須ではありませんが登山を本格的にしたい方は、断然登山用のモデルを選ぶことをおすすめします。

僕もCASIOのProTrekを6年以上使用しています。

頑丈で多機能、今までの多くの山行でサポートしてくれています。

登山用モデルをおすすめする理由は!?

CASIO ProTrek

登山用モデルをおすすめする理由は、単純ですが登山をするのに便利な機能が付いているからです!

便利な機能とは、登山の安全をサポートしてくれるものや、過酷な環境下でも壊れずに正確な時刻を教えてくれる安心さなどなど。

ここでは、そんな登山にあると便利な機能プラスアルファで欲しい機能についてご紹介していきます。

まずは、登山をする時にあると便利な機能はこちら。

過酷な環境にも耐え得るタフさがあること

行動中に木や岩肌に、時計をぶつけたりする事もあります。

そんな時でも壊れたりせず、しっかりと行動をサポートしてくれる頑丈なモデルがおすすめです。

丈夫さの基準として素材や「MIL-STD-810H 軍用規格」などのテストに準拠していることでも判断することができます。

濡れても安心な防水機能

防水性能はJIS規格などで定められています。

登山では、最低でも3気圧防水あれば良いですが、10気圧防水(※水泳などの水上スポーツができるレベル)以上あると十分安心して使うことが可能で

大雨に降られた時や、沢で水を汲むときに時計の心配をしなくて良いので、防水機能はあると安心!

各種計測機能機能

登山用の時計には、各種測定機能が付いています。

あると便利な測定機能はこの3つ!

方位(コンパス機能): 進むべき方向をサッと見ることができます。

高度計:今いる高度を確認することができるので、現在地の確認材料の一つにもなります。

気圧計:気圧の上昇下降から天候の悪化を予測する事もできます。

バックライト機能

登山は早出早着が基本です!

まだ日が登る前に行動することが多いため、暗くてもバックライト機能があると、サッと時刻を確認することができます。

ヘッドライトで時計を照らす事もできますが、逆に明るすぎて見づらかったりします。

また山小屋で深夜時間を確認する時も、周りに迷惑にならない明るさのためグッド!

ここまでで、個人的に登山用の腕時計に必須と思う便利機能を紹介してきました。

これだけでも十分に登山で活躍できそうな多機能な時計ですが、実はまだまだ色んな機能があります。

続いては、上で紹介したものにプラスアルファで欲しい機能をご紹介です。

絶対に必要!とまではいきませんが、あると更に快適で登山のサポートをしてくれます。

  • GPS機能
    • 地図表示や行動ログが取れるので便利
  • ソーラー充電機能
    • 電池残量をあまり気にする必要がないので便利
  • 日の出・日の入り時間の表示
    • その日の日の出、日の入りの目安がすぐにわかる
  • 大きめのボタン
    • ボタンが大きいと、グローブを装着した状態でも操作がしやすい

この中では、雪山登山をする時にはグローブを必ず装着しているので「大きめのボタン」だと扱いやすくでおすすめです。

また「ソーラー充電機能」も今までの経験上、プラスアルファであると便利でした。

時計の電池交換って結構手間がかかりますし、山行中に電池切れると最悪です。。。

この電池のことを気にしなくても良くなるので、おすすめですよ!

登山用腕時計選びで知っておきたいポイントはこの4つ!

ここからは、登山用の腕時計選びで知っておきたい4つのポイントをご紹介していきます。

この4つのポイントを押さえて、自分に合った最高の時計を選んでみてください。

POINT
デジタルかアナログのどちらを選ぶか

一般的にデジタルの方が、何分の何秒なのか正確な時刻を読み取りやすいです。

そのため行動中にチラッと時計を見て、正確な時間を確認することが出来るのでデジタルがおすすめです。

デジタルがおすすめではありますが、ここは好みの問題もあるのでカッコいいアナログを選ぶのも問題ありません。

POINT
重さも気にしてみよう

登山で使う時計は、なるべく軽い時計がおすすめです。

重量としては、100g以下が腕への負担が少なく疲れにくいという特徴があります。

さらに50g以下の重量だと、普段時計をしていない人でも気にせず付けていられる軽さです。

重たい時計は、長時間着けていると腕への負荷がかかり、疲労が溜まってしまいます。

ゴツい時計はカッコ良いですが、なるべく軽いものを選択しましょう。

POINT
バンドの素材を選ぶ

登山に適したバンドの素材は、耐久性・耐水性・速乾性に優れた素材です。

具体的には、ウレタンやシリコンなどの樹脂や、ナイロン性がこの特性を持っています。

個人的には、ナイロン性は繊維の隙間に汚れが溜まりやすいので、メンテナンス性の観点から樹脂がおすすめです

樹脂は、濡れたタオルなどで拭いてあげるだけで、汚れが簡単に落とせます。

POINT
必要な機能を選ぶ

「登山をする時にあると便利な機能」のところでも紹介した通り、以下の4つの機能+αを持っているものがおすすめです。

過酷な環境にも耐え得るタフさがあること

濡れても安心な防水機能(10気圧防水以上)

各種計測機能機能(方位・高度・気圧)

バックライト機能

ソーラー充電機能と大きめのボタン

登山で使うときにはコレを確認しよう

今までの経験上、僕が登山で使うときに気をつけているポイントをご紹介していきます。

登山に行く前に確認するポイントや、登り始める前に確認することなど全て簡単にできることなので、良かったら参考にしてみて下さい。

バンドに亀裂がないか確認する

時計に限ったことではありませんが、登山に行く1週間前には道具が壊れていないか確認した方が良いです。

シリコンやウレタンなど樹脂の場合、小さな亀裂から一気に千切れてしまうこともあります。

登山中にバンドが切れると、最悪時計本体を落として無くしてしまう可能性もあります。

そのため、登山の1週間前には亀裂がないか確認することをおすすめします。

バッテリーの残量を確認する

モバイルバッテリー

ソーラーの場合は、登山の2〜3日前には光に当てて充電をします。

日が昇る前に登り始めた場合、太陽光が当たらないので充電できず時計が機能しない可能性もあります。

事前にしっかりと充電して、スタートできるようにしましょう!

高度計は登山口で合わせる

白駒池登山口

高度計は、気圧を測定して現在の標高を表示してくれています。

その日の天候等で、気圧に変化があると標高の表示にもズレが出てきます

そのため、なるべく正確な標高を知るためにも小まめに調整した方が良いです。

まず登山口で標高を合わせ途中の標高が分かるポイントで合わせて山頂でもズレていれば合わせます

小まめに調整することで、現在の正確な標高を確認することできます。

登山用腕時計のおすすめ5選をご紹介

ここからは初心者の方にもおすすめできる、登山モデルの腕時計4選をご紹介していきます。

いつもの登山をより安全に、快適にしてくれるアイテムです!良かったら参考にしてみて下さい。

CASIO Protrek PRW-35

CASIO(カシオ)のProtrek PRW-35です。

軽量コンパクト(45g)で初心者の方でも扱いやすい、直感で機能を選択できる操作感を持っています。

ワンプッシュで方位や高度、気圧、バックライトなどの機能を使うことがシンプルな操作感。

軽くて腕への負荷が少なく、複雑な操作なしに多くの機能が使えるので、初心者の方にもおすすめです。

バンドは、ソフトウレタン素材が使用されておりメンテナンス性にも優れています。

そしてカシオ独自のソーラー充電システムであるタフソーラーも搭載。

蛍光灯の光でも充電可能で、二次電池との組み合わせることで、安定した駆動環境を提供してくれています。

僕がおすすめする機能も搭載丈夫であること/防水(10気圧)/方位・高度・気圧計/バックライト/ソーラー/日の出・日の入り時間の表示/大きめのボタン

SUUNTO CORE ALPHA STEALTH

SUUNTO(スント)のコアアルファ ステルスです。

軍用規格(MIL-STD-810H)で耐衝撃や落下、雨滴など9種類のテストに合格しているタフなアウトドアウォッチです。

重量は、67gと軽量ながらも丈夫さも兼ね備えた仕様となっています。

登山でよく使用する方位や高度、気圧計もついており山行をしっかりとサポートしてくれます。

ただし防水性能が3気圧防水です。

雨や手を洗う際に濡れたくらいでは問題ありませんが、沢登など水中に長時間入れるような使い方には適しません。

また電源は電池タイプのため、定期的交換が必要です(電池はCR2032で自分で交換可)。

僕がおすすめする機能も搭載丈夫であること/防水(3気圧)/方位・高度・気圧計/バックライト/日の出・日の入り時間の表示/大きめのボタン

Polar Grit X

Polar(ポーラル)のGritXです。

軍用規格(MIL-STD-810H)で耐衝撃や落下、湿度など複数のテストに合格している丈夫なアウトドアウォッチです。

登山ではこの丈夫さだけでなく、GPS機能や天候予測、コンパス機能など多くの機能で山行をサポートしてくれます。

重量は、64gと軽量なため腕への負荷が少なく済みます。

またシンプルでスマートなデザインのため普段使いでも使えます。

機能面においても、睡眠分析機能やトレーニング機能なども登山以外の場所でも、活躍できるアウトドアウォッチです。

電源は、充電式で40時間以上はバッテリー持続可能です(省エネ機能を使うことで100時間使用可能)。

僕がおすすめする機能も搭載丈夫であること/防水(10気圧)/方位・気圧計/バックライト/大きめのボタン

GARMIN Instinct 2X Dual PowerGARMIN Instinct 2X Dual PowerGARMIN Instinct 2X Dual Power

GARMIN(ガーミン)のInstinct 2X Dual Powerです。

こちらも国防総省MIL規格に準拠したタフなスマートウォッチです。

タフなだけでなく、機能面においても優れています。

GPSによる精度が高いトラッキングが可能で、帰りに迷わないように行きと同じルートをナビゲーションしてくれる機能もあります。

万が一、道迷いしてしまった場合にルート復帰の手助けをしてくれます。

また意外と便利なのが、LEDライト機能です。

少し暗くてちょっと手元の地図を照らしたい!っという時など意外と山行中に使える場面が、多々あります。

僕がおすすめする機能も搭載丈夫であること/防水(10気圧)/方位・高度・気圧計/バックライト/ソーラー/日の出・日の入り時間の表示/大きめのボタン

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