今回は、登山の三種の神器の一つでもあるレインウェア(レインパンツ)の選び方についてご紹介していきます。
たった3つのポイントを押さえるだけで、納得のいくレインパンツに出会えるかも!?
また一緒に、おすすめのアイテムもご紹介しています。
安い買い物ではないので、失敗したくない!っという方や、初心者の方、必見です。
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レインパンツ選びの大事なポイントはこれ!
僕も実際にやっている選び方をご紹介!
結論から言うと、登山用のレインパンツ選びの大事なポイントは大きく3つあります。
- 雨の日の登山を想像(シミュレーション)して不便だと思う所をリストアップ
- シミュレーションの中で、不便と感じたことを解消できる機能を選択すること
- レインウェアの基本性能を正しく選ぶこと
この3点を押さえることで、失敗しないレインパンツを選ぶ事ができます。
この後、各ポイントについて詳しく解説していきます。
レインウェアの基本機能でもある防水浸透性や生地のレイヤーについては、長くなるのでこちらの記事で詳しくご紹介しています。
本記事と一緒にご覧ください。
雨の日登山のシミュレーションをするとは?
やり方は、とっても簡単です。
目をつぶって雨の日に自分が、登山をしている所を想像するだけです。
これから登山を始めたいという方には、少し難しいため、参考までに僕のシミュレーションをご紹介します。
山行の途中で雨が降ってきた場合を想定してのシミュレーションです。
【
ザックから取り出して履くところまでをシミュレーション】縦走中に突然、ポツポツと雨が降ってきました!
ザックを降ろしてレインウェアを探します。
ガサゴソとザックを漁り、レインウェアの入ったスタッフバックを取り出します。
ジャケットを着て、レインパンツを履いていきます。
登山靴を履いたまま、パンツに脚を通しますが、靴がパンツの中で擦れて汚れそう!
なるべく汚れない様に慎重に脚を通しますが、片足で立っているのでヨタヨタ…。
両足通して完了!
雨が降る中、ようやくレインパンツが履けました。
レインパンツをザックから取り出して履くだけですが、もう不便な所がでてきました。
- 突然の雨の中でレインパンツを履くのが大変
- 登山靴は大きいので靴をパンツに通すのが大変…。そして時間がかかると濡れてしまう…。
- 履く時にパンツの内側が汚れそう
- 靴底の汚れが、内側についてしまいそう…。
【
行動中をシミュレーション】雨の中を歩いています。
登りの段差で脚を曲げると、生地が引っかかる(ツッパル)感じがする…
ちょっと歩きづらい!
今度は雨の中、下っています。
少し段差がある場所で勢いよく水溜りに着地してしまい跳ねた水が、パンツの裾に飛んでしまった!
これが何回か続き靴の中や、レインパンツの内側が濡れて更に泥で汚れてしまいました。
今度は、行動中ですがいくつかの改善したいポイントが出てきました。
- 登りなどで脚を曲げたときに、レインパンツが脚に引っかかる感じ(ツッパル感じ)がする
- サイズを大きくすれば良さそうだけど、ダボダボ感がでてしまうのでそれは避けたい…。
- レインパンツの裾口の隙間が大きいと跳ねた泥や雨水が、内側に侵入してしまう
- 靴下や靴の中まで濡れたら最悪…。
シミュレーション内で出た改善したいポイントを機能でカバー
シミュレーションで改善したいポイントの洗い出しが終わったら、次はそれを解消できる機能選びです。
例として、先に紹介した僕のシミュレーションで出てきた改善したいポイントを、解消できる機能をQA形式で回答していきます。
一つ目の改善ポイントはどうやってカバーする?
膝くらいまで開くタイプと、腰あたりまで大きく開くタイプがあります。
サイドが、ジッパーで大きく開くことができると、登山靴を履いたままでも簡単にレインパンツを履くことができます。
おすすめは、腰あたりまで開けるフルオープンタイプです。
僕もこのタイプを使っていますが、突然の雨でもストレスなくサッと履くことができ便利です。
メリットだけでなく、勿論デメリットもあります。
ジッパーを使っているので、故障する可能性もあるという点です。
ですが、登山前に点検をしたり泥汚れが付いたらそのままにせず、拭いてあげるだけでも突然の故障のリスクを減らすことができます。
二つ目の改善ポイントはどうやってカバーする?
エバーブレスフォトンパンツ」がおすすめ!
ストレッチ性ならファイントラックの「独自の3層構造の防水浸透性素材が使われている高性能な、レインパンツです。
一番の特徴は、高いストレッチがあり足の動きを妨げないので、引っ掛かりが少なく動きやすくなっています。
また太ももあたりまでサイドジップがオープンするため、必要なときにサッと履くことも可能です。
日本のメーカーなので、日本人にあったサイズ感というのもオススメするポイントです!
三つ目の改善ポイントはどうやってカバーする?
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僕がおすすめする登山用レインパンツはコレ!
選び方のところで紹介した僕のシュミレーションの結果を元に、おすすめのレインパンツをご紹介。
気になるアイテムがあれば、画像又は「〜で見る」のリンクから詳細を見ることができます。
登山の中でも重要なアイテムの一つでもあるので、アイテム選びの参考にしてみてください♪
Finetrack(ファイントラック)エバーブレスフォトンパンツ
ファイントラックのエバーブレスフォトンパンツです。
一番の特徴は、独自開発のストレッチ性の高い防水浸透素材が使われている点です。
脚を上げた時にも、ストレッチ性が高いので動きに合わせて伸び縮みしてくれるので動きやすくなっています。
その他、サイドジッパーを大きく開けることができるので、脱ぎ着もスムーズにできます。
日本のメーカーなので、日本人にあったサイズ展開となっておりサイズを合わせやすいです。
また多機能ながらも価格帯は、比較的安めの設定でコストパフォーマンスにも優れています。
- サイドジッパーを開くことで、太もも辺りまで大きくオープンになる
- ストレッチ性があり動きやすい
- ドローコードで裾口を絞ることができる
TetonBros(ティートンブロス)フェザーレインパンツ
ティートンブロスのフェザーレインパンツです。
独自の3レイヤー防水浸透性素材が使用されています。
特徴としては3層ながら、140gと超軽量でコンパクトに収納可能です。
生地は、耐摩耗性にも優れており耐久性が高いため丈夫で長持ちします。
装着性については、膝下あたりまでサイドジッパーで開けることができるため、靴を履いたままでも着やすくなっています。
軽さ重視の方におすすめの一着です!
- サイドジッパーを開くことでフルオープンになる
- 立体裁断されており動きやすい
- ドローコード・ベルクロで裾口を絞ることができる
ブラックダイヤモンド ストームラインストレッチレインパンツ
ブラックダイヤモンドのストームラインストレッチレインパンツです。
独自の防水浸透性ストレッチ素材のBDドライが使用されています。
防水浸透性が高いだけでなく、ストレッチ性があり動きやすいのが特徴です。
膝の部分は、立体裁断になっており歩く時に膝の動きを邪魔しない工夫がされています。
サイドジッパーについては、膝辺りまで開けることができるため、登山靴を履いたままでも足を通しやすくなっています。
価格帯も抑えられており、性能も高いため、コスパに優れたアイテムです!
- サイドジッパーを開くことで膝辺りまでオープンになる
- 膝部分が立体裁断されており、膝の動きを妨げない
- 生地にストレッチ性があるので、動きやすい
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)クライムライトジップパンツ
ノースフェイスのクライムライトジップパンツです。
防水浸透性素材には、3層のGORE-TEXが使用されています。
裏地には、マイクログリットバッカーが採用されています。
高い浸透性と強度があり、サラサラとした質感となっているので引っ掛かりが少ないのが特徴です。
ポケットがない点が少し残念ではありますが、総合的に見て使えるレインパンツだと思います。
- サイドジッパーを開くことで膝辺りまでオープンになる
- 裏地にマイクログリッドバッカーが採用されサラサラとしているので、引っ掛かりが少ない
- 裾口にあるドローコードを締めるで、裾を絞ることができる
NORRONA(ノローナ)falketind Gore-tex Paclite Pants
ノローナのfalketind Gore-tex Paclite Pantsです。
2.5層のGORE-TEX PACLITE PLUSが使われており、高い防水浸透性と軽さを兼ね備えている高機能レインパンツです。
全体的にスリムなデザインで、立体裁断されているため動きやすさも重視されています。
脱ぎ着に関しても、太もも辺りまでサイドジッパーが開く構造になっているので、登山靴が引っかかりにくくなっています。
細部まで作り込まれ、デザインもとてもカッコ良くおすすめのパンツです。
- サイドジッパーを開くことで太もも辺りまでオープンになる
- 立体裁断されているため、動きやすい
- 裾口にあるドローコードを締めるで、裾を絞ることができる
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