登山での臭い対策をご紹介!縦走などの連泊時には対策必須です!!
今回は意外と気になる登山での臭い対策についてご紹介です。
日帰りならまだ良いですが山小屋泊やテント泊での連泊となるとちょっと気になりますよね。
消臭・防臭に関する対策方法やおすすめアイテムなんかをご紹介していきます。
Sponsored Link
登山に臭い対策は必要!?
まず結論として登山での臭い対策ですが、やったほうが気持ちよく山行を楽しむことが出来ます。
日帰り登山ではそれほど行動時間が長くないので汗臭くなったりする前に下山することが出来ますが山小屋泊やテント泊など連泊になればなるほど対策が必要になってきます。
そして自分の臭いは自分では中々気付きにくいものです。
自分の臭いが気になるようなら周りの人はもっと前から気付いています。
特に山小屋は普通のホテルなんかと違って人との距離が近いのでその辺の配慮が少し必要です。
ここで注意が必要なのは登山では、臭いは他の香りで隠すのではなく消す方法を取るということ。
街中でしたらおかしくはないですが山で香水のような香りがしたら不自然ですよね?なので基本は消臭又は防臭の対策が必要となるのです。
あの臭いの原因は何!?
あのツンと鼻に来る臭いの原因は何でしょうか!?
排出されたばかりの汗は基本ほぼ無臭です。
その出た汗を細菌などが食べて分解されるとニオイ物質になってしまいあの嫌な臭いの原因となってしまうのです。
かいたばかりの汗がクサイという場合は、日頃の食生活に問題があります。
そういった場合は、日頃からバランスの良い食事と適度な運動をすることで軽減できます。
特に腸内環境を整えることが良いとされています。
原因が分かれば次はその対策についてご紹介していきます。
登山での臭い対策方法・おすすめアイテムをご紹介!!
ここからは消臭・防臭の対策方法とおすすめのアイテムのご紹介をしていきます。
しっかりと準備をして楽しく快適な登山にしましょう!
▶︎ ペース配分を考えて行動する
登山は運動なので汗は必ずかいてしまいます。
しかしペース配分や正しいレイヤリングをする事で汗をかきにくくする事が可能です。
例えば、行動し始めの30分は体が慣れていないため息が上がりやすいです。
その時に速いペースで行動してしまうと暑くなり汗をかきやすくなってしまいます。
早くいきたい気持ちを押さえて徐々にペースを上げていきましょう。
息が上がるか上がらないかのギリギリのラインが良いです。
▶︎ 常に肌をドライな状態にする
ドライウェアを着る事で肌を常にドライな状態にする事ができます。
おすすめはファイントラックのスキンメッシュです。
着るだけで対策できるのでお手軽です。
ドライウェアの上には速乾、消臭性があるウェアを着ると効果アップです。
汗が効率よく外に排出されるためにサイズは緩めではなくぴったりサイズが良いです。
▶︎ 足元の対策も大切
足は汗をかきやすいので靴の中は蒸れやすいです。
靴がゴアテックスが使われていても服などと比べると外に排出できる水分は少ないです。
そこでおすすめするのは天然素材のメリノウールです。
吸汗性が良く汗を吸い上げてくれ素材自体が防臭効果が高いのでニオイにくいです。
私も使用していますが2日連続で使用してても気になりません。
▶︎ 汗拭きシートを使う
汗拭きシートを使う事で汗や皮脂を手軽に拭き取る事ができます。
移動しながらは使えませんが休憩時や山小屋に泊まる際にお手軽に使えます。
香りが無臭タイプを選ぶのをおすすめします。
使うタイミングは、少し汗ばんできたかな?くらいが良いです。
大量に汗をかいてからでは服が汗を吸ってしまうためです。
▶︎ 汗をかきやすい人はクリームタイプがおすすめ
スプレーやシートタイプだと汗をかきやすい人の場合、すぐに流れ落ちてしまいます。
そんな汗っかきな人にはクリームタイプが断然おすすめです。
流れづらいので登山前と宿泊であれば小屋に着いてから付ければ大抵は大丈夫です。
チューブタイプはザックの中で爆発してしまっていたなんて事があるのでスティックが安心ですよ
帰宅後の対策も重要です!
山から帰ってきたからといって油断してはいけません。
服や靴の中の細菌は帰宅してくつろいでいる最中もどんどん増殖していきます。
なるべく早めにメンテナンスをしてあげましょう。
▶︎ すぐに洗濯をしよう
帰ったらなるべく早く洗濯するようにしましょう。
放置すればするほど嫌な臭いも取り辛くなってしまいます。
また洗剤選びも重要です。
一般家庭用の洗剤ですと漂白剤などが入っていることが多く登山ウェアにはあまりよくありません。
そこでおすすめするのはファイントラックが出している「オールウォッシュ」という洗剤です。
綿・麻・合成繊維用に使用できるのでダウン以外は洗えます。
撥水性・吸水性の機能は落とさず汚れだけを落としてくれる優れものです。
1回89円なので経済的にも優しいです。
洗剤選びに迷ったらコレを選びましょう!
▶︎ ザックのケアをしよう
ザックの背中のパットや腰ベルトは常に体に触れているので汗をかくとパットに吸い込まれてしまいます。
そのまま何もせずに保管していると雑菌が繁殖しニオイの原因となってしまいます。
そのため私は帰宅後はファブリーズをかけて日陰の風通しの良い場所に1日吊るしています。
これだけでだいぶ違うので試してみてください。
ですが可能であれば3回に1回くらいは水と洗剤でゴシゴシ洗ってあげたほうが良いです。
洗うと真っ黒い水が結構出て来ます。。。
しっかりと洗ってあげましょう。
▶︎ 靴のケアも忘れずに
靴の中は脱いだ後もしばらくは湿っています。
そのままにしてしまうと中で雑菌が増殖して臭いの原因になってしまいます。
そのため靴を脱いだ後は直ぐに中敷を取り外し、中に新聞紙などを丸めて入れてあげましょう。
乾燥させることが重要なので乾燥剤を入れるのも良いです。
このアイテムは靴の中に入れるだけの簡単仕様!日に干せば繰り返し使えるので経済的です。
寝袋なんかのダウン製品も洗わないと臭ってきてしまいます。
こちらの記事ではダウンシュラフの洗濯方法をご紹介しています。
もし良かったら一緒にご覧ください。
Sponsored Link
コメント