登山の縦走などで連泊をする場合、必ずどこかで水の補給が必要となります。
途中に沢があったらそこで補給したくなりますが、そもそも沢の水を直接飲んでも安全なのか?煮沸または、携帯浄水器を使えば安全なのか?そんな疑問が出てきます。
今回は、そんな登山中の安全な水の確保について解説していきます。
そして最後に私がおすすめする軽浄水器をご紹介しています。
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沢の水って飲んで大丈夫なの!?
結論から言うと、山で手に入る水をそのまま飲むのはリスクがあります。
それは検査をしているわけではないので、安全かどうか分からないからです。
水道水の場合は、水道法により定期的な検査が義務付けられていますが、山で手に入る水は基本的に検査していません。
山で水を確保できる場所は、主に沢の水、池の水、湧水の3箇所があります。
場所にもよりますが、リスクが少ない順に並べると(湧き水
沢の水 池の水)で一番安全なのは湧き水です。湧水は、地下から湧き上がってくる過程で、濾過されているため不純物が取り除かれているためリスクが少ないです。
ですが、検査をしているわけではないので危険な雑菌などが潜んでいる可能性もありますので、自己責任で飲むことになります。
また湧水を探すのが大変という問題もあります。
そうすると山で手に入る水で手に入りやすく安全なのは、沢の水ということになります。
ですがこちらも、一見綺麗そうに見えても目に見えない雑菌等がいる可能性もあり、100%安全というのは難しいです。
- 自然の水には、ピロリ菌やエキノコックス、大腸菌など最悪命を落とすこともあるリスクが潜んでいる
- 温泉が沸いている近くや、鉱山の場合は、ヒ素や鉛、亜鉛などの物質が水に溶け出し含まれている可能性がある
山で安全な水を確保するにはどうしたら良いのか
では登山時に安全な飲水を確保するには、どうすれば良いのでしょか?
ここからは、山で安全な飲水を確保する手段を3つご紹介していきます。
ミネラルウォーターを持って行く
ミネラルウォーターを持っていく、又は山小屋で都度購入するのが一番確実で安心な方法です。
安全な方法ではありますが、欠点もあります。
それは、途中に山小屋がない場合は必要な量を登山口から自分で、背負っていかなければならない点です。
水は1リットルで約1キロの重量があるため、せいぜい持っていけても2リットル程です。
一日6〜7時間の行動に必要となる水分量は、調理用も含め約2〜2.5Lくらいは必要になります。
日帰り登山の場合は、途中で補給せずになんとかなりそうですが、連泊の縦走をする時は、これでは全然足りません。
そのため、全てミネラルウォーターで飲料水を確保するのは難しいです。
煮沸して飲料水を確保する
沢の水など、山で手に入れた水を煮沸するのも良い方法です。
下の表の様に大抵の菌や寄生虫は、煮沸消毒することで死滅させることができます。
菌や寄生虫 | 煮沸条件 |
---|---|
大腸菌 | 75℃以上で1分 |
エキノコックスの卵 | 80℃以上で5分 |
ノロウイルス | 85℃以上で1分 |
O157 | 75℃以上で1分 |
山では標高が高く、沸点が低いためできれば沸騰してから5分間は煮沸するのがおすすめです。
この方法のデメリットとしては、ガスを多く消費してしまう点です。
山行の途中でガスが切れてしまわないように、予備を多めに持っていく必要があります。
また水の臭いや濁り、不純物なんかは取り除くことはできません。
携帯浄水器を使って飲料水を確保する
登山に携帯用の浄水器を持っていっても、安全な水を確保できます。
特殊なフィルターを通すことで、簡単に水を安全な飲料水にすることが可能です。
フィルターを通すことでウイルスや雑菌だけでなく、水の濁りや臭いもある程度、きれいにすることができる点も優れていると言えます。
そして、煮沸よりも短い時間で確実に綺麗にできので一番おすすめの方法です。
登山で使える浄水器について
登山だけでなく、水道が使えない災害時にも活躍するので非常用としても1つは持っていると安心です。
形状としては、ボトルタイプやポンプタイプなど数種類があります。
登山で使う時におすすめなのは、コンパクトなポンプタイプがおすすめです。
沢の水をプラティパスなどで汲んで、使用時に濾過をする様な感じになります。
登山には「SAKUTTO 携帯浄水器」がおすすめ!
僕がおすすめする登山に持ってのにベストな携帯浄水器は、SAKUTTOの携帯浄水器です。
「株式会社APOLON JAPAN」の商品で安心の日本製です。
その性能は高く、フィルターの除去率は、なんと「99.99999%」で大腸菌やコレラ菌などの細菌類や不純物を取り除き、水の濁りも取ることができます。
またその性能を裏付けるものとして、国内外の水の安全(品質・水質)検査に複数クリアしており、水道法水質基準にも適合しています。
そして登山装備において重要なサイズと重量ですが、サイズが「 3.5cm × 14cm × 3.5cm」で重量は「50g」と軽量コンパクトです。
常にザックの中に非常用として、1つは携帯しておいても気にならないサイズと重量になっています。
製品寿命はどれくらい?メンテナンス性は?
性能が高くてもフィルターの寿命が短いと、コストと手間がかかり大変です。
SAKUTTOの携帯浄水器のフィルター寿命は、なんと約5,000Lもの水を浄化することが可能な長寿命になっています。
水は1日2.5L前後必要とされているので、1人であれば約5年分も確保できる計算です。
メンテナンスも簡単で、使用後は付属の注射器で浄化した水を逆注入させて乾燥させるだけの手軽さです。
また日本製のため、日本語マニュアルが付いており、いざという時に英語のマニュアルしかなくて、使い方がわからない!なんて心配は必要ありません。
まとめ
今回は、登山での飲み水の確保についてご紹介しました。
人それぞれやり方はありますが、僕は万が一のことも考え携帯浄水器を1つ持っていきます。
登山やキャンプだけでなく、遭難や災害などの非常時にも役に立ちます。
僕が勧めるのは複数の検査をクリアし、フィルターの除去率「99.99999%」のSAKUTTOの携帯浄水器です。
気になる方は、一度見てみてください!
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