雪山登山用のゲイター(スパッツ)の選び方と必要性について!おすすめのゲイターもご紹介!
今回は、雪山登山で使うゲイター(スパッツ)についての記事です。
夏山ではあると便利なアイテムですが雪山ではどうなのでしょうか!?
夏山用との違いや選び方、必要性についてご紹介していきます。
最後に雪山におすすめのゲイター(スパッツ)もご紹介しています。
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雪山登山にゲイターって必要!?
雪山にゲイターが必要か!?っという事ですが結論から言うと答えは必要です。
なぜ必要かはゲイターの役割3つを知る事で分かってくると思います。
▶︎ 役割1つ目
これがメインの役割です。
それは靴とズボンの裾との間の隙間から雪の侵入を防ぐ事です。
もしゲイターがないまま新雪の雪の中をズボズボ歩いていくと靴の中やズボンの内側に雪が侵入してきます。
そして体温で雪が溶けて濡れてしまい、靴の中やズボンの裾の内側はビショビショになってしまいます。
そしてそれが冷えの原因になってしまいます。
一度そんなふうに濡れてしまうと乾かすのはかなり難しいです。
天気が良く日帰りながらまだ良いですが、天気が悪かったり連泊する場合は最悪なのでそうならない為にゲイターは必要なのです。
▶︎ 役割2つ目
次は防風、保温の役割です。
隙間があるとそこには少なからず風が侵入します。
厳冬期の風は冷たいためその風がズボンの内側に入ってくると、足元から冷えが来てしまいます。
そうならないためにもゲイターで風の侵入を防ぎます。
またゲイターで足回りを覆うことで多少ですが保温効果も期待できます。
▶︎ 役割3つ目
最後は、足回りの保護です。
雪山ですとアイゼンを使う場面が出てくると思います。
特に12本爪のアイゼンの場合ですと、歩行中にズボンの裾に引っ掛けてしまうことがあります。
その時にゲイターがあると高価なオーバーパンツに穴を空けなくて済みます。
それに穴が開くとそこから風や雪の侵入などもあるので避けたいところです。
また勢いが良いとアイゼンの爪が足に刺さったり傷付けたりするので、それを防ぐ効果もあります。
登山で足を負傷するのを致命的になる場合もあるので足回りの保護は重要です。
雪山登山で使うゲイター(スパッツ)の選び方について
ゲイターといっても長さが長い物から短い物や素材が違ったりと色々あります。
ここでは細かく紹介しませんがそれぞれ長所と短所があり適した環境が違います。
今回はその中で雪山登山に適したゲイターの選び方をご紹介していきます。
ゲイターの長さについて
ゲイターの長さですが雪山登山で使う場合はロングタイプです。
長いほうが雪の侵入がし辛いですし足を守ってくれる範囲も多いからです。
デメリットとしては長いと動きにくいというのがありますがメリットの方が大きいためあまり気になりません。
ゲイターの素材について
ゲイターの素材ですが耐久性が高く防水浸透性の高い素材がおすすめです。
雪山ではラッセルなどでの摩擦やアイゼンなどのギア類での引っ掛けなど負荷がかかる可能性があります。
そのため多少重くなるという事がありますが厚手で丈夫な生地のタイプを選ぶことをおすすめします。
また防水浸透性素材が良い理由としては日本の雪は湿った雪質の所が多いため濡れやすいです。
濡れやすいので蒸れにくくする為に高い防水浸透素材を選びましょう。
おすすめは防水浸透素材では定番のゴアテックスです。
また間違ってもレインスパッツは選ばないようにしましょう。
生地が薄いものが多く耐久性が低いため穴が開きやすいです。
ゲイターの開閉方法
これは必須ではありませんがゲイターの開け閉めはベルクロタイプがおすすめです。
他にはファスナータイプがありますがファスナータイプはチェックの部分が凍ってしまい開け閉めが出来なくなってしまう事があります。
ベルクロタイプは凍ってしまい開け閉めできなくなる事もないためおすすめです。
またチャックは生地を噛んでしまったり故障する可能性もあるため、壊れる事がほぼ無いベルクロが良いです。
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雪山登山におすすめのゲイター(スパッツ)をご紹介!
ここからは私が選んだ雪山登山する時におすすめのゲイターをご紹介です。
しっかり準備をして雪山登山に出かけよう!
画像又は各ショップアイコンから商品ページに飛ぶことが出来るため気になる商品があれば画像又はショップアイコンをクリックして見てみてください。
OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)エクスペディション クロコゲイター
私も使用していますが生地が丈夫で防水浸透性もありおすすめのゲイターです。
開閉はベルクロタイプで脱着もしやすいです。
またベルクロ部分がしっかりとしているため上部のベルトをしっかりと締めていなくてもズレ落ちることがありません。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)アルパイン ロング ゲイター
防水浸透素材であるゴアテックスが使われたゲイターです。
アイゼンガードには補強がされておりハードな雪山登山にも対応しています。
開閉はベルクロのタイプです。
ISUKA(イスカ) ゴアテックス ロングゲイター
ゴアテックスで丈夫な生地が使われていますが価格帯が比較的安目です。
開閉タイプがダブルジッパーになっておりベルクロよりもジッパーが良いっという方におすすめです。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)アルパインゲーター
ゴアテックスの生地にクランポンガードが付いておりしっかりと補強されています。
また約244gと少し軽めの重量でスッキリとしたデザインのゲイターです。
開閉のタイプがフロントジッパーになっておりベルクロよりもジッパーが好きっという方におすすめです。
ゲイター選びも重要ですが靴下も意外と重要なアイテムです。
こちらでは雪山登山で使う靴下選びの重要性についてご紹介しています。
もし良かったら一緒にご覧ください。
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