軽アイゼンで雪山って行けるの!?どのレベルの山まで行けるか解説!

谷川岳
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軽アイゼン又はチェーンスパイクで雪山って行けるの!?どのレベルの山まで行けるか解説!

冬に入り、間も無く雪山登山シーズンですね!

今回は雪山登山で使う軽アイゼンやチェーンスパイクについてと、どのくらいの雪山まで行けるのか解説していきます。

最後におすすめの軽アイゼンとチェーンスパイクも紹介しています!

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まずは軽アイゼンとチェーンスパイクについてご紹介!

軽アイゼン
まずは軽アイゼンやチェーンスパイクがどういった物かをご紹介しています。

yama 軽アイゼンとは!?使う場面は?

本格的な雪山登山で使うアイゼンは爪が10本または12本付いています。

軽アイゼンですと爪の数が4本または6本です。

両方とも滑り止めですが爪の数で使い方が違ってきます。

10本以上の爪のあるアイゼンの場合は前爪が付いており、フラットな道に加えて傾斜がキツイ壁のような雪面を蹴り込んで登るような事まで対応可能です。

アイスクライミングをやる時なんかも前爪があるアイゼンを使用します。

このように軽アイゼンの場合は前爪がなく爪は下方向にしかありません。

そのため傾斜がきつい斜面に蹴り込んで登っていくようなことは出来ません。

基本はフラットな登山道で使うことになります。

使う場面としては登山道が凍っていたり雪が踏み固められて滑りやすい時に滑り止めとして使用します。

そして軽アイゼンでも爪が4本と6本がありますがどちらを選べば良いでしょうか?

答えは、冬山で使うのであれば6本爪がおすすめです。

4本は軽量コンパクトで持ち運びは良いですが土踏まずの部分しか爪がありません。

バランスが悪く特に凍っている道を歩くのは少し歩きにくいですし爪が多い方が滑り止め効果も高くなります。

そのため6本爪をおすすめします。

使い分けるとすると4本の場合は軽量コンパクトを活かして、夏などに雪渓を歩く時に念のため持っていくなど、使うか使わないか分からないような時に便利です。

6本の場合は少し重いので、ほぼ使うとわかっている時に持っていきます。

yama チェーンスパイクとは!?使う場面は?

続いてチェーンスパイクについてです。

チェーンスパイクは、短い爪をチェーンで連結させゴムバンド等で登山靴に装着できる軽アイゼンのことです。

この小さい爪を雪面や氷に引っ掛けることで滑らないようにします。

剛性があまりないため急な斜面で体重を乗せるような登攀などは出来ずフラットな登山道を歩くのに適した軽アイゼンです。

爪が短いので雪が少ないところはアイゼンより歩きやすいのが特徴です。

反対に雪が多い所は爪が短いので爪で雪を捉えられず滑りやすいです。

デメリットとしては6本爪などの軽アイゼンと比べるとチェーンや金具が壊れやすいです。

特に頻繁に岩場などの固いところを歩くと壊れやすいので注意しましょう。

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軽アイゼンとチェーンスパイクはどのレベルの山まで行けるの!?


雪山のレベルは森林限界より上に出るのか雪と岩場のミックスを歩くのかなどでかなり変わってきます。

ただ軽アイゼン(6本)とチェーンスパイクの特徴を先で述べたように岩場やあまり傾斜があるような所で使うのには適しません。

そのため傾斜があまりキツくなく、岩場がない里山や低山レベルまでとなります。

里山の場合はあまり標高が高くないため積雪は少なく溶けた雪が凍っていることが多いためチェーンスパイクがおすすめです。

もう少し積雪が多い場合は6本爪のアイゼンがおすすめです。特に滑り止めとして下りで威力を発揮します。

以前、北八ヶ岳の北横岳に十数センチくらいの積雪だった時には下りで6本爪アイゼンが活躍しました。

それ以上の積雪だと爪が多く長い方が雪を噛むので12本爪が良いです。

条件によっては低山より高い山でも軽アイゼンで行くことも可能です。

ただし初心者がいきなり行くにはリスクがあるのでまずは里山や低山で経験を積みましょう。

ポイント▼

●雪が少ない低山はチェーンスパイクがおすすめ
●積雪が多くなったら軽アイゼン(6本爪)がおすすめ
●岩と雪のミックスはどちらも適さない
●傾斜がキツイのはどちらも適さない

軽アイゼン、チェーンスパイクのおすすめのご紹介!

ここからは私が選んだおすすめの軽アイゼン、チェーンスパイクをご紹介です。

しっかり準備して雪山登山に行きましょう!

画像又は各ショップアイコンから商品ページに飛ぶことが出来るため気になる商品があれば画像又はショップアイコンをクリックして見てみてください。

MountainDax(マウンテンダックス)6本爪アイゼン

MountainDax(マウンテンダックス)の6本爪アイゼンです。

日本製の信頼性・耐久性が高いアイゼンです。

しっかりと雪面に食い付いてくれるため安定した歩行をすることが可能です。

重さも約450g(両足)と軽量です。

装着はベルトで簡単に靴に装着可能です。

エバニュー 6本爪アイゼン

エバニューの6本爪アイゼンです。

特徴は装着がバックル式になっている点です。

グローブをしたままでも簡単に脱着が可能になっています。

初心者の方におすすめです。

重さは約500g(両足)と比較的軽量です。

SnowLine(スノーライン) チェーンセンプロ(11本爪)

SnowLine(スノーライン) のチェーンセンプロ(11本爪)です。

小さな爪が11本付いています。

信頼性が高く丈夫なのが特徴です。

使用しない時は軽アイゼンと比べコンパクトに収納可能です。

Primus(プリムス) i-トレック 軽アイゼン(4本爪)

Primus(プリムス)のi-トレック 軽アイゼン(4本爪)です。

夏などに雪渓があるような登山に行く時に念のため持っていくのに適してます。

重量は両足で190gと超軽量です。

コンパクトなのでザックの中に入れておいても邪魔にまりません。

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