XenApp、XenDeskでライセンスサーバが止まる原因は!?猶予期間になってしまうのはなぜ?

あるとき、XenDesktopが使えないとの問い合わせが入りました。

話を聞くとログインすると「使用できるライセンスがないため、このセッションにアクセスできません。」のメッセージが表示されログアウトされてしまうとのこと。

ライセンスがないとの表示のためライセンスサーバが原因であると推測し早速調査を開始することにしました。

まずはログの確認をしてみよう

早速ライセンスサーバのログを確認することに。

ログの場所は「C:\Program Files(x86)\Citrix\Licensing\LS\Logs」内にあります。

複数ありますがその中の「Citrix.log」を確認します。

ログを確認すると以下のログが確認できました。

root.Vendor (CITRIX) stopped.
root.Vendor (CITRIX)maximum number of start retry is reached.
root.LicenseEngine (CITRIX) exited with status 28. (Communications error)

ちょうど30日前にサービスが止まり起動再試行をしたがダメでしたというような内容が。。。

ほぼ同時刻にWindowsのログにもCitrixのログがありました。

Citrix Broker Service 1154
“Citrix Desktop Delivery Controller は、ライセンス猶予期間に入りました。
720 時間後に、このコントローラーは実行中のデスクトップ セッションを停止します。”

このことから30日前にライセンスサーバが停止し猶予期間に入っていたことが分かりました。

ライセンスサーバが停止した原因は?

ライセンスサーバが停止した原因ですが色々調べてみるとシステムの時間が関係することが判明しました。

Citrixのナレッジを見るとシステムの時間が5分以上進むとサービスが停止することがあるとのこと。。。

Windowsのログを確認するとライセンスのサービスが停止したほんの数秒前にシステムの時間が調整されていたのです。

「システム時間は ‎2017‎-‎11‎-‎08T 15:06:12Z から ‎2017‎-‎11‎-‎08T 15:23:46Z に変更されました。」

ログを見ると5分以上進んでいるのでこれで間違いありません。

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今後の対策は!?

色々調べてみるとVMwareのゲストOSは時間がずれやすいとのこと。。。

Vmwareのナレッジではシステム時刻の同期間隔の推奨値が900秒となっていまいた。

ワークグループ環境のWindowsの同期間隔の初期値が1週間、ドメイン環境の場合は1024秒~32768秒なので差があることがわかりました。

このため対策としてはVmwareのナレッジ通りに900秒にするのがよさそうです。

あと、ライセンスサーバの再起動試行回数を伸ばすのも有効な手段です。

ライセンス管理コンソールから 「管理→ベンダーデーモン設定→管理→サービスが起動に失敗したときの再起動試行数」の値を初期値で「0」になっているので「1」以上に設定します。

これによりサービスが止まっても自動で再起動処理が走るようになります。

30日も猶予期間があったのに気づけなかったのはダメですね。。。

ちゃんと日々確認しないといけないなぁ~

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